ボートについて

まえがき

 近代ボート競技の始まりは、17世紀初頭といわれています。第1回オリンピックから種目として採用されており、歴史の長いスポーツです。しかし、残念ながら日本では決してメジャーなスポーツとは言えないでしょう。このページでは、少しでもボートのことを知っていただけたらと思います。


ボートとは

 ボート競技は究極の団体競技といわれ、クルー全員の一体感が大切なスポーツです。調和した漕ぎ手の動きと水面を進む艇、そしてコックスのレースの駆け引き等、ボート競技の魅力は数多くあります。日本においては、ボート競技者のメインは大学や実業団ですが、ボート発祥地である欧米諸国では、一般市民の間でも盛んに競技が行なわれています。
 ボートのレースは、主に直線コースで行なわれます。距離はレースによって異なりますが、基本は1000mレースが多いようです。国際大会等では2000mのレースがメインです。ルールはいたってシンプルでスタートの合図とともに漕ぎ始め、先のゴールを先に通過した艇が勝ちます。


漕手とコックス

漕手

ボートに乗っている選手のことを漕手(クルー)と呼びます。

ストローク(整調) ペース配分やピッチの上げ下げ、クルー全体のリズムなどを作り出すポジションです。クルーを引っ張る体力と技術のある漕手を配します。
3番、2番 ボートの中央に位置し、エンジンの役割を果たします。体力のある漕手を配します。
バウ 艇首に最も近く、艇の上下動の影響を一番受け安いポジションです。他の漕手に声をかけて励ましたりすることも必要です。技術のある漕手を配します。
コックス ボート競技には、舵取りをするコックスというポジションがあります。 ボートは後ろ向きに進むスポーツなので、レース中に相手がほとんど見えません。 そこでコックスがレースの状況を伝え、勝負所で船を盛り上げます。 コックスの腕次第で船の進み具合からレース展開まで、大きく変わります。 体力には自身がないという人でも活躍できる重要なポジションです。

スカルとスウィープ

種目は漕手が持つオールの本数によって大きく2つの種目に分かれ、その中で漕手の人数によっていくつかに分かれます。

スカル種目

小さいオールを1人2本持つ種目です。左右対称の動きをするのが特徴です。

シングルスカル 1人が左右2本のオールを漕ぐ競技用ボートのことで、唯一の個人種目です。自分が艇を進めている感覚が1番感じることができる種目でもあり、勝負の運命を決めるのも、自分自身です。
ダブルスカル 2人で4本のオールを持つ種目です。漕手2人の息を合わせることが勝負の鍵です。
クォドルプル エイトに次いで、スピードの出る艇です。4人が同じ動きをします。

スウィープ種目

大きいオールを1人1本持つ種目です。右(ストロークサイド)を漕ぐ人と、左側(バウサイド)を漕ぐ人がいます。

ペア 漕手2人で漕ぐ種目です。2人の相性が重要な種目です。
フォア コックスが乗る舵手付きフォア(4+)と、そうでない舵手無しフォア(4-)があります。大学ボートで1番多く出されている種目でもあります。舵手付きフォアは4人の漕手と1人の舵手が乗ります。
エイト 漕手8人とコックス1人の、併せて9人で1つの艇を進めます。この種目は、全種目の中で最速であり、大学ボートにおける花形とも言うべき種目です。8本のオールの動きが揃った時、それはまさに芸術です。
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